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天目山(三ツドッケ)〈日帰り〉

奥多摩の地図を見ていると「◯◯ドッケ」という不思議な名前の山に目が止まります。
「芋ノ木ドッケ」「黒ドッケ」「三ツドッケ」。。。
調べてみるとドッケとは尖ったピークのことらしい。確かに「三ツドッケ」は遠目に三つのピークが並んでいます。「ドッケ」という響きが私の心を掴んで離さないので、この猛暑の中、覚悟を決めて奥多摩に向かいました。


【どんな所?】
東京都西多摩郡と埼玉県秩父郡に股がる標高1,576mの雄峰。
昭文社地図では天目山(てんもくざん)と記載されていますが、登山道標識は一貫して「三ツドッケ(みつどっけ)」と表記されています。昔は今のピークに限らずこの地域一帯の山々を天目山と呼んだそうです。
2006年に起こった《違法伐採おじさん事件(とあるおっさんが山頂の木々を違法に伐採)》により、皮肉にも山頂は北西面以外の270°展望が開けた素晴らしい眺望になりました。なお、山頂には三等三角点が設置されています。


【ルートは?】
JR奥多摩駅下車、①番乗り場(改札出て右手のりそな銀行ATMの前)から東日原行きのバスに乗ります。平日の終点は日原鍾乳洞行きに変わりますので、東日原で降りて下さい。普段は8時35分発に乗る様にしていますが、今日は行程が短いので遅起きして11時ちょうど発に乗りました。
※ 11時のバスで向かった場合でも、東日原からの帰りは17時22分のバスには充分間に合うと思いますが、最悪でも終バスが18時55分にありますので安心です。2010年8月時点

東日原バス停→ 〈2時間30分〉 一杯水避難小屋→ 〈15分〉 → 天目山(三ツドッケ)山頂→ 〈10分〉 一杯水避難小屋→ 〈1時間40分〉 →東日原バス停


11時のバスまで時間があるので、前々から気になっていた駅構内のそば屋さん「そばの花」でブランチを。冷やしタヌキそばと焼きおにぎりを注文、締めて700円。立ち食いそばと思うなかれ。手打ちのめちゃくちゃ美味しいお蕎麦です!これを楽しみに来るのもありなんじゃないかな。焼きおにぎりも冷凍物でなくその場で焼いてくれていました。
駅構内そば屋

東日原に到着。バス停から車道を来た方向に50mほど戻った所に天目山(三ツドッケ)登山道への入口があります。ちなみに写真左奥が東日原バス停です。
天目山(三ツドッケ)入口

民家前の道を少し登ると登山道入口が見えてきます。
登山口

登り始めはこの時期、草木が多い被さっていて獣道のようになっていますが、それも最初だけですのでご安心を。
登山道登り始め

序盤はこんな道↓を草木を掻き分けながら進みますが、不安になる必要はありません。この直後から奥多摩にしては快適な登山道が続いていますので。
獣道の様な登山道

スイッチバックのジグザグ急登を登り切ると広々とした尾根に出ます。この後は山頂までずうっと稜線歩きです。
尾根

奥多摩の山は植林され尽くした↓こんな↓風景ばかり。正直、飽き飽きしています、針葉樹系の植林帯は。
植林帯

ここまでくるとようやく野生林に変わります。日光が当たり透けて綺麗な黄緑色をしている葉っぱと、葉の間から直接降り注ぐ黄色の太陽と、混ざり合った明るい世界が心に染みます。この光景が山歩きの醍醐味です。これでこそマイナスイオンの森林浴が味わえるってものです。薄暗い植林された針葉樹林帯では心は滅入るばかりです。
ようやく原生林が

木々の間から長沢背陵で繋がる山々が見えます。秋にでもこの稜線を雲取山まで辿ってみたいと思います。
長沢背陵

ほんとこのルートは、良く整備され、景色も綺麗なんですよね。
景色良い

一杯水避難小屋に到着。「一杯水」とはこの先、蕎麦粒山方面に5分程度行った所に水量の少ない水場があるのですが、“茶碗一杯の水を溜めるにもやっと”との意から来ているそうです。
一杯水避難小屋

近年、奥多摩域の避難小屋が次々と立て替えられて、どこに行っても綺麗で驚きます。下手な山小屋よりも快適に寝泊まり出来そうな作りです。お手洗いも外に完備されています。ちなみに8月28日(土)の15:25の段階で誰も先客はいませんでした。
避難小屋の中

山頂へ直登する道は小屋の裏手にあります。小屋横の尾根道は山頂を回り込むかたちで酉谷山方面に続いていますのでお間違いの無い様に。(私、間違えました)
天目山(三ツドッケ)山頂へ

かなり急な登りを15分程度で山頂に。三ツドッケの名の通りピークが三つ続いていますが、その真ん中が山頂です。三角点があり↓こんな標識↓も出ていますので間違えることはありません。元は眺望のあまり無い山頂だったそうですが、違法伐採事件で一気に270°の大展望が得られました。秩父~奥多摩が一望され、上手く行けば富士山も見られます。こじんまりとしたかなり控えめな山頂です。趣があり、私は好きな感じでした。ここでコンロ広げて昼食を取るには2~3名が限界な広さですので、それ以上の団体さんは小屋前のベンチで取られたら良いと思います。
天目山(三ツドッケ)山頂

奥多摩方面の景色です。鷹ノ巣山がバッチリ見えました。
奥多摩方面

山頂から秩父方面の展望。
秩父方面の展望

私の登山には欠かせない三角点(三等)。
三等三角点

山頂のちょっと先に分かり難いのですが、右に降りる道があるんです。木々に赤いテープが貼られているのが目印。ここを下ると写真の様な岩峰があり、北面の景色を独り占め出来ます。山頂の展望が開ける前はここが唯一眺めを楽しめる場所だったようです。
山頂直下の岩峰

ちなみに一杯水避難小屋から山頂への道を間違えて尾根道を進んだ場合、写真の標識のところから復帰出来るので大丈夫です。
尾根道から山頂へ


【番外編】
川苔山(川乗山)~蕎麦粒山~天目山(三ツドッケ)の縦走をしたいしたいと思いつつ、企画したのは今日で2回目。でもまた今日もやっちゃいました、朝寝坊。一応、5時には起床するんですが、最近夏バテ気味で土曜日の朝はほんと起きるのがしんどいんでついつい自分に負けて二度寝しちゃいます。。。
今日も結局家を出たのが8時前だったので、その時点で縦走は諦めて川苔山単独にしようと思ったのですが、迂闊にも奥多摩からバスで川乗橋で降りるところを寝過ごして終点の東日原へ。
と言う訳で天目山(三ツドッケ)を目指すことになりました。。。


天目山(てんもくざん)/三ツドッケ(ミツドッケ) 標高1,576m
急登部分は序盤の稜線に出るまでと短く、尾根以降は一定の斜度で道も綺麗に整備されている為に登りやすく、また景色も日光が差し込む明るい雰囲気ですので、短時間の軽い登山を好まれる方にはお奨めです。山頂が狭く地味なのが大人数でのハイキングには向かないでしょうが、単独もしくは気の合う仲間と2人であれば私のイメージにバッチリ合います。
「もっと長時間歩きたい」「早朝から活動したい」という体育会系の方でしたら、私の元々の計画通り、蕎麦粒山~川苔山(川乗山)も合わせての縦走がお奨めです。避難小屋泊が許せれば長沢背陵を酉谷山(とりだにやま)を越えて雲取山まで行くのも楽しいでしょう!
結構、お手軽な山でした、、、が、とにかくこの猛暑に奥多摩登山は暑すぎる!!帰り道、軽く頭痛と吐き気がしてました。


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ジャンル : 趣味・実用

tag : 奥多摩

2010-08-28 : 奥多摩 : コメント : 0 : トラックバック : 0
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